Gトレーニングへ戻る

コード進行サンプル 1 - JAZZ

基本

Key=Cの最も基本的なコード進行。
T-Yはテーマとなるようなフレーズやコードトーンアプローチを意識して、
U-Xでコードトーンからドミナント対応のスケール
(ミクソリディアンだけでなくオルタードやコンビネーションデミニッシュなどもOK)
で決めるように意識すると、いい練習になる。

ただし最初は基本なので、難しい事は考えず、
なにより楽しんで弾いていくと言う意味で、
コードトーンだけでソロを弾くアプローチを延々と繰り返すのもいい。
スケールでソロを組み立てるのとはまた違う面白さを楽しめる。

慣れてきたらコードトーンを追う際にクロマチックで”経過音”をはさんでいくと、
それだけでJAZZっぽく聴こえるので順を追って楽しみたい。
U-Xにおけるドミナントスケールでスリリングな事をするのは、
コードトーンで遊びきってからのお楽しみにとっておくのもいい。

※リズムは跳ねること。難しいようなら、気もち突っ込んでスタッカート気味
(本当にスタッカートにしない)に弾くと雰囲気が出るが、
雰囲気そのものが不明なら、まずはJAZZを聴こう。

テンションを追い続ける不思議なマイナー進行

KeyはCメジャーではなくCマイナーになるのだろうか...
とにかく調性は狂っている が、聴き心地のいいコード進行。
3フレット〜5フレット付近でコードを弾くと、
2弦の4フレット(D#)が常にテンションのトップノートになる。

すなわち、これを追い続けるコード進行と解釈して、
コードを意識したソロを組み立てる練習に最適。

1コードごと別スケール
(すべてのコードに対しコードをルートとしたオルタードスケール、
コンビネーションデミニッシュを割り当ててもいい)
で挑戦してもいいが、最後のGオルタードまでは、
コードトーンアプローチで余裕を持って楽しんでもいい。

※ロックギタリストの方々へ
難しく考えているとキリがないが、
テンションに見えるD#も、
CマイナーペンタトニックやCブルーノートペンタトニックから見れば、
なんのことはないCのマイナー3rdだ。
このことからペンタトニックに慣れてるロックギタリストは、
コードトーンの響きに慣れるまで、
CマイナーペンタやCブルーノートスケールで対応しても楽しい。